上手くいっている人の真似をしても同じように上手くはいかないのなぜ?

スキルを身につけるためには、「まず上手くいってる人の真似をしろなんてよく言いますよね。スキルを身に付ける為にはまず上手くいってる人の真似をするというのは、一番簡単に出来ることだと思います。

 

しかし、世の中には上手い人の真似をしているけど、全く上手くいっていないという人も少なくないと思います。むしろ、そういう人がほとんどなのではないでしょうか?

では、それは一体なぜか、今回は正しい真似の仕方について話していこうと思います。

 

なぜ真似しても上手くいかないのか?

人の真似をしても、同じように上手くいかないのには2つ原因があります。

 

1.自分に都合のいい部分だけを真似する

私の周りでも上手くいっている人の真似をしようと、ありとあらゆる行動を真似る人がいます。

例えば、持ち物や使っている道具、髪型や服装、スケジュールなど・・・。しかし、そういった表面的な部分を真似しても、その人と同じような結果を出せるわけではありません。

 

人間は自分に都合のいい解釈をしがちなので、自分に取って都合のいいことや簡単に出来ることだけを真似しようとします。その人が苦しい思いをして努力してきた過程や、大変だったことは真似したくない、と思うものです。

そのため、ほとんどの人が簡単に真似できる表面的な部分だけを真似し、表面上の上手くいったような気になるだけで、実際の結果は伴いません。

 

2、成功法則とは常に、「その人」にとっての成功法則

2つ目の原因は、上手くいっている人の真似をしたり、上手くいっている人からのアドバイスを受けるときの前提条件として、成功法則は常にその人にとっての成功法則だということをわかっていないということです。

どういうことかというと、成功法則には人によってそれぞれ存在し、誰にでも当てはまる普遍の成功法則というものは存在しません。

 

そのため、ときには人によって正反対のアドバイスを受ける場合もあります。それをどちらが正しいか、という視点で見てしまうと表面的な部分しか見えず、根本的な部分が見えなくなってしまいます。

 

上手く真似をするために必要なこと

上手くいっている人の真似をし、同じよう結果を出す為には以下の3つのことを意識するといいでしょう。

上手くいっている今ではなく上手くいくまでの過程を真似する

上手くいってる人の現在を真似するのはかなり危険です。

上手くいっている人の現在を真似するというのは、その人の上手くいくまでの過程ではなく、上手くいった後の行動を真似するということになります。しかし、重要なのはその人が今の結果を手にするまでに歩んできた過程の部分です。

 

イラストレーターを目指す人なら、目標の絵師さんの絵を模写したり、行動や言動を真似するのではなく、その人がそのレベルの絵を描けるようになるまでにどんなことをしてきたのか、の方が重要になるわけです。

先述の通り、人は都合よく解釈をして上手くいっている人の今の状態を真似しようとしますが、その人と同じだけの結果を手に入れようと思ったら、その人が上手くいかずにもがいてきた過程を真似する意識が必要です。

 

上手くいっている人の環境から真似する

上手くいっている人の過程を真似をする、とは言ってもではどうやってそれを真似すればいいのだろうと悩む人もいるかもしれません。

そういう場合、最も手っ取り早くそれを実現する方法は、その人の近くにいて、その人と同じ環境に身を置くことです。

 

その人のことをよく観察し、またその人のいる環境を研究して、自分も同じような状況に身を置いてみるんです。

上手くいっている人の近くにいたり同じ環境にいることで、同じように上手くいきやすくなることは確かです。 これは脳科学でも研究されています。それはその人から体験談を聞けたり直接話を聞く環境を作れるからです。

 

本人と直接関わりあうのがベスト

一番の方法は「上手くいってる本人と連絡をとること」です。

直接話すことでその人の考え方やどのような練習をしてきたのか、生の声を聞くことができます。それにより、どんなことを意識しながら今までやってきたのか、大切なことは何なのか、今自分にやるべきことは何なのか、明確なイメージを持つことができます。

 

人は、より明確にイメージしたことは叶いやすく、逆に全くイメージが出来ないものに関しては叶わないように出来ています。

目標となる人と直接話すことが出来れば、イメージが明確になり自然とその人の結果に近づいていくことが出来ます。

 

さいごに

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まずはうまくいっている人たちと連絡が取れるような環境作りから始めましょう。SNSを利用してもいいし、メールやリアルでもできるだけコンタクトをとってアタックするようにしましょう!

初めは無反応でも、相手も人間ですから、必死に連絡を何度もしてくれる人には感情が芽生えます。こいつはやる気があるな、気になるな、と。

 

そうやって自分がうまくいくように相手よ利用する気持ちでどんどん行動に移していってください!

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