WEBのデザインをするときにデザイナーが意識することは、見ている人たちが心地よく、そして喜んでもらえるようなデザインにすることです。しかし、なかなか自分の力だけでは、魅力的なデザインを考えるのは難しいですよね。
そこで今回は、喜ばれるデザインをするために、僕が今までに独学でお金をかけずにやってきたWEBデザインを身につけるための方法を教えちゃいます!!
目次
デザインはスキルじゃない!
昔はダメなデザインをしていました。自分では、最高のデザインが出来たと思っても、相手には伝わらないなんてことがよくありました。
その原因は「自分のできる範囲内の最高峰のデザインにフォーカスしていた」からです。
つまり、自分では最高にいいデザインだと思ったものは、お客さんの求めるものと違っていたということです。
そして、明らかに私にはデザインの引き出しが狭く、無駄に時間を費やしてデザインをしていました。時間をかけてここまでやったのにも関わらず、全く満足してもらえない。そんなことが起きてしまっていました。
第三者の視点からデザインを見る
僕が一番大切にして念頭においてデザインをしていた考え方はなんだと思いますか?
このことを考え始めるようになってから、一気に視野が広がってニーズにあったデザインをすることができるようになりました。
それは何かと言うと、「お客さんの立場になって自分のデザインを見てみる」ことです。
今まで、自分のできる範囲内の最高の力を出し切ることだけを考えてデザインしてきました。
しかし、お客さんが本当に求めているのは、最大の力を駆使して作り上げたかどうかではなくて、自分が求めているものを提供してくれるかどうか。
むしろそこにしか興味がありません。(当たり前のことですが・・・。)
なので、デザイナーがお客さんの立場になって、いかにニーズにあったデザインを見極めて提供できるかが重要になるんです。
デザインの勉強を今すぐ始める!
僕はそのことが頭ではわかっていたものの、いざデザインすると自分の好みよりになってしまうことに悩んでいました。
そこでもっと勉強して引き出しを増やして、お客さんが望むデザインができるように勉強を本気で始めました。そこで私が実際にどのように勉強をしたのか紹介します!
1:サイトをキャプチャする
基礎の基礎としてまずはたくさんのWEBサイトを巡回して参考にしながらアイディアの幅を広げていきました。人のデザインを見て、こんな考え方もあるのかあ!と勉強になることはたくさんありました。
気に入ったデザインや、これは参考に使えそうだと感じたデザインを見つけたら後で見ることができるように画面キャプチャをして保存しておきましょう。
アイディアに困った時や、参考資料が欲しい時にはその保存したものを見て考えていました。
サイトをブックマークしても、更新されたりリニューアルされたりして新しくなってしまうことは多いので、その時の瞬間を切り取るように資料集めをしましょう。
2:デザインを模写する
さっき言ったようにキャプチャした参考資料や、お気に入りのデザインなどを見ながらノートなどに上の画像のように大まかに模写することをお勧めします。
こうやって自分の手で描くことで体感でき、感覚として残っていきます。そうするといいデザインが頭の中にインストールされてデザインの引き出しが少しずつ広がっていきます。
ただ参考資料を見ているだけではデザイン自体は上手くなりません。スキルは自分の体験として蓄積していくことで、どんどん身につくということをまず頭に入れておいてください。
3:コーディングの知識を身につける
WEBデザインには、グラフィックデザイン(サイトの見た目をつくるデザイナー)とコーディング(サイトの構造や動き、ユーザーの操作性などをつくる人)の2つの知識が必要です。
多くの人は、グラフィックとコーディングのどちらかの知識しか持っていなくて、片方の分野だけ担当したり、もう片方の知識のある人と組んで制作をします。
しかし、1人がグラフィックデザインからコーディングまで出来れば、作れるデザインの幅は大きく広がります。
「でも、コーディングとか難しそうだし・・・」と苦手意識を持つ人もいるかもしれませんが、本当に少し基礎知識があるだけでも違うので、幾つかコーディングに関する記事を見てみましょう!
最後に
このように、WEBデザインの勉強を独学でやっていきました。無料で独学でここまでこれたのですから、すごく効果はあるんだと思います。今では無料でサイトやWEBページ作りの勉強ができるネットサービスも存在しているので、基礎からじっくり学びたい方にはぜひ活用して欲しいですね。
あなたのデザインがより質の高い、相手のニーズにあったデザインになるようにあなたも今から勉強を始めましょう。そのためにも今すぐあなたが「これ好きだな!」「勉強になるな!」と思うサイトを最低5つ見つけてキャプチャをしましょう。そして参考資料専用のフォルダを作って1つにまとめておくと良いでしょう。
あなたもそのうち自分の中で最適な勉強方法を見つけて、自分に合ったデザインの考え方を見つけてみてください。