アナログイラストをこよなく愛する絵描きさんなら持っておきたい画材5選

アナログのイラストを描いているイラストレーターさんはどのように画材(道具)を選んでいるでしょうか?

もちろん、長い間使っていて使い慣れている物を使うのが一番良いでしょう。

しかし、今では様々な画材が出てきているので、新しい物を使うことでより自分に合った画材を見つけることもできるかもしれません。

 

とはいっても、それぞれの特徴を知らなければ「どの紙が良いか分からない…。」「え、2Bの鉛筆ってこんなに濃かったんだ…。」っと、自分に合ったものを見つけるのに時間がかかるでしょう。

今回はアナログイラストを描く上では欠かせない画材をご紹介し、今最先端でオススメの画材もご紹介します。

 

アナログイラストを描くなら必須の画材5選

イラスト 画材 画像

まず、アナログイラストを描く上で必ず必要になる画材を紹介します。

  • 鉛筆
  • 消しゴム
  • 色付きのペン
  • 絵の具

基本的には上記の5つさえあれば、イラストを描くことはできます。

 

後は、イラストレーターさんがそれぞれの画材にこだわりを持って使用をしています。

各画材でのオススメをご紹介します。

 

イラストを描くならケント紙

イラスト 紙 画像

ケント紙は1枚50~65円の紙で、画用紙の種類の中では一番硬く表面が平たく滑らかな紙です。

アナログのイラストで一番困るのが、消しゴムを使用した時の毛羽立ちですが、ケント紙は他の画用紙の中では毛羽立たず、描きやすいのが特徴です。

また、通常の画用紙と比べてペン色が乗りやすいのが特徴です。線描き(輪郭描き)もかなり描きやすさに違いがあります。

 

鉛筆は濃さで選ぶ

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鉛筆に関してはあまり違いがありません。

しいて言うのであれば、価格が相場以上のものが芯が折れにくく使いやすいでしょう。

どの鉛筆を使うか。よりも意識すべきは『どの濃さの鉛筆を使うのか。』です。

 

ご存知の通り、鉛筆には濃さが沢山あります。自身の絵に合った濃さ物を使うと良いでしょう。

鉛筆には大きく分けて「B」「F」「H」の3種類があります。

これらは芯の硬さを表していて、B(Black:黒い)、H(Hard:かたい)の略字です。

 

またFはFirmというHとHBの中間の硬さのものになっています。さらに3種類から分かれて

9B , 8B , 7B , 6B , 5B , 4B , 3B , 2B , B , HB , F , H , 2H , 3H , 4H , 5H , 6H , 7H , 8H ,9H

のように、基本的には9Bは濃く、9Hは薄い鉛筆になります。

 

しっかり消せて毛羽立ちにくいMONO消しゴム

MONO消しゴム ペンタイプ 画像

アナログイラストでは修正の際に消しゴムを使用します。

つまり、修正の際には他の部分を消さない様にかなりの注意を向ければなりません。となると、一番は良く消える物を選ぶと良いでしょう。

 

一番オススメはMONO消しゴムです。細かい部分を狙って消せるペンタイプの物もあります。

 

色彩の見栄えを左右する色ペン

イラスト 色 画像

人間の視覚は形よりも色を優先して判断します。つまり、色ペンは慎重に選ぶ必要があるのです。

特にアナログイラストでは色鉛筆と色ペンを使うことが多いです。

この二つは使い処も使い方も全く異なります。どちらも詳しくご紹介します。

 

無難にトンボの色鉛筆が一番

イラスト 色鉛筆 画像

トンボの色鉛筆は比較的安価で、どの文具店でも置いているものです。

色の種類も36種類と多く、使いたい色が必ず入っているでしょう。

また、色の乗りも良く、多くのアナログイラストレーターさんに愛されています。

 

長くイラストレーターから使われているコピックペン

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コピックは「コピックチャオ」と「コピックスケッチ」の2種類が存在し、一本単位で販売されているので、欲しい色を文具店の店頭で探すことが出来ます。

初心者であれば、比較的安価な「コピックチャオ」をオススメします。

 

コピックは色の乗りが良いのはもちろんのこと、特徴はその色がはっきり乗ることです。

アナログイラストを描く場合、色の良さが作品に顕著に現れます。

まずはコピックペンを使用し、その後からあなたに合った色ペンを試すことをオススメします。

 

アナログイラストでは欠かせないアクリル絵の具

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アクリル絵の具がアナログイラストで頻繁に使われる理由としては、

  • 乾燥が速い
  • 重ね塗りが楽
  • メディウム(絵具と一緒に使ってのさまざまな表現をサポートする媒体)が豊富

ということが挙げれられます。

 

アクリル絵の具の中でもオススメなのが、『リキテックス』という種類の絵の具です。

特徴としては水に溶けやすい性質ながら乾燥後は耐水性もあり、ヒビ割れることがありません。

また、紙以外にも石や布などにも色が乗りやすいことも特徴です。

 

まとめ

イラスト まとめ 画像

アナログのイラストはデジタルと違い、複製ができなかったり、修正が容易ではないので、一枚に対する気持ちが重要になります。

また、その気持ちを紙に映し出すのが画材です。

今回紹介した画材の他にもあなたに合うものは沢山あると思いますので、いろいろ試してみてください。

 

「これからイラストを描き始める!」といった初心者の方は今回ご紹介した画材に一度触れてみることをオススメします。

 

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