Web制作のような仕事に興味があって、とりあえずProgateでHTMLとCSSを勉強してる人やまだ勉強を始めてなくてこれから始めようかなと考えている初心者の方は、具体的にどうやって実務まで行けばいいのか分からないと思います。
Web制作の仕事で就職または転職するためには、ざっくりと説明すると、必要なスキルを学習→ポートフォリオ作成→就職・転職活動という3つのステップになります。
この記事では、この3つのステップについて解説していきたいと思います。
目次
Web制作の学習方法
Web制作の学習方法でスクールに通うか独学で習得する方がいいのかで悩む方が多いと思いますが、結論をいうと独学でも問題ないです。お金があればスクールに通うのもありですが、独学でも優良なサービスが多いので、学習上問題はないです。
おすすめのオンライン学習サービス
最近ではブログやツイッターなどで学習方法を解説してくれている人が多いので、そういった人達の発信を見ながら、並行してオンライン学習サービスを使って、学習を進めていけば大丈夫です。こちらがおすすめのオンライン学習サービスになります。
Progate
画像出典:Progate
Progateはスライドを見て学習のポイントを学びつつ、見本を見ながら実際にコードを書いて学ぶというスタイルです。面倒な環境構築をせずにProgate上でコードを書けるのが、初心者にはオススメです。一部無料で利用できますが、基本月額980円の有料サービスとなっています。
URL: https://prog-8.com/
ドットインストール
画像出典:ドットインストール
ドットインストールは、動画を見ながら学習を進めていくというサービスです。解説がとても丁寧で分かりやすく、Progateと同様に初心者にはオススメの学習サイトです。こちらも有料のコースがありますが、HTMLとCSSに関しては無料で学習できます。
URL: https://dotinstall.com/
メンターを見つけるサービス
ある程度学習を進めていくといろいろと疑問点が出てくると思います。そういう時に質問をできればいいなという方にはメンターを見つけることをおすすめします。ここではおすすめの学習サイトやメンターを見つけるサービスを紹介します。
MENTA
画像出典:MENTA
MENTAは、何かスキルを持った人が、誰かのメンターになって教えるというサービスです。Web制作のスキルを教えてくれるメンターは、結構いるので自分にあったメンターを探すことができます。
Web制作のスキルを教えてくれるメンターだと平均で月1〜3万円ぐらいの値段設定をされています。多少お金はかかりますが、プログラミングスクールがだいたい3ヶ月で15万円ぐらい掛かるので、それに比べればかなり安く済みます。
URL: https://menta.work/
ココナラ
画像出典:ココナラ
ココナラは、スキルを売り買いされるフリーマーケットのようなサービスです。どちらかというと自分の仕事を振ったり、仕事を請け負いたい人が集まるクラウドソーシングのサービスです。
MENTAほどコーディングを教えてくれるメンターの数はいないですが、中にはMENTAと比べると格安でコーディングなどを教えてくれる人もいます。
URL: https://coconala.com/
ポートフォリオの作成
続いて説明するのがポートフォリオの作成についてです。ポートフォリオを作成しなければ、まずWeb制作会社に転職することは厳しいでしょう。そのため、ここではどのようなポートフォリオを作成すればいいのか説明したいと思います。
ポートフォリオとは、日本語で「作品集」という意味で、Web業界では成果物とも言われています。Web制作のポートフォリオですと、自分のオリジナルのサイトや何かのサイトを模写すればいいでしょう(※サイトを模写して公開する場合は、画像やデザインが著作権に引っかかることがあるので完全コピーをするのやめましょう)。
ポートフォリオの作成から公開まで
ポートフォリオの作成は、エディターというコードを書き込むソフトを使って、HTMLやCSSのコードを書きます。Web制作のエディターはいろいろとあり、ご自身で使いやすいものを使えば大丈夫です。
エディターで書いたコードをファイルに保存したら、今度はそれを公開します。公開する上で、いろいろとやることがありますが、ざっくりと説明するとサーバー契約→ドメインの取得→FTPクライアントを作って公開という流れになります。
サーバー契約
サーバーは、Webサイトなどを公開するための場所で、現実世界に置き換えると家やマンションにあたります。サーバーにもいろいろと種類があり、有料のものから無料のものまでありますが、有料のレンタルサーバーをおすすめします。おすすめのレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。詳しくは以下の記事から、チェックして見てください。
【ゼロからわかる】ブログ始める際のおすすめサーバーを徹底解説
ドメイン取得
ドメインは、https/~という感じのインターネット上での指定された場所のことであり、現実世界に置き換えると住所にあたります。ドメインの取得も有料のものと無料のものとありますが、有料でjpやcomといった無難なものを選択するのがいいでしょう。ドメインを取得するのにおすすめのサービスは、「お名前.com」です。
FTPクライアント
FTPクライアントは、Webサイトのデータ(HTMLやCSSなどのコード)をWebサーバーにアップロードする際に使うものです。有名なものですと、FileZillaやCyberDuckといったものがあります。
就職・転職活動
続いては就職・転職活についてです。Webデザイナーとして就職・転職活動をする上でおすすめなのが以下の方法です。
- 求人サイトの利用
- TwitterなどのSNSで仕事を探す
求人サイトの利用
求人サイトの利用は一般的な転職活動の方法ですが、ここではWeb系のおすすめの求人サイトを紹介したいと思います。
Green
画像出典:Green
GreenはIT系に特化した転職サイトです。ベンチャー企業から大手の企業まで業界最大級の求人数で、エンジニアやWebマーケター、Webデザイナーといった職種も幅広く求人があります。IT系の会社に転職したい方はGreenに登録しておくべきでしょう。
URL: https://www.green-japan.com/
Wantedly
画像出典:Wantedly
WantedlyはIT関係に強い転職サイトで、こちらは主にベンチャー企業などの求人が多いです。特徴的なのが、カジュアル面談という企業の採用担当と面接等の選考を行う前にお互いが聞きたいことを話し、情報を交換ができる面談を行えることです。
そのため、まだ就職する前の学生などがインターン先を探すのにWantedlyを利用することが多いです。
URL: https://www.wantedly.com/
TwitterなどのSNSで仕事を探す
最近では、Twitter転職というハッシュタグを用いて、Twitterでの転職活動が増えてきています。特にエンジニアやWebデザイナーといったIT系でこのような転職活動が盛んになってきているため、エンジニアやWebデザイナーになりたい方はTwitterで発信したり、業界の人をフォローしておくべきでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はWebデザイナーになるまでを大きく3つのステップに分けて、ご紹介しました。この記事だけでは説明しきれてない部分もありますが、ゼロから就職や転職という目標にたどり着くイメージはざっとこんな感じだと思います。
Web制作のスキルは、覚えることも多いですが、順を踏んで学習していけば、きっと身に付くはずです。コツコツと積み上げて頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。