フリーランスが仕事を取るのは圧倒的な実績を残すか、幅広い人脈を持つを必要があります。しかし、フリーランスを始めたての時期に既にその二つを持っている人は中々いません。
では、どのように仕事を取ればいいのか?その答えはFacebookの使い方にあります。Facebookで自分をブランディングして、仕事を呼び込むしかないのです。
そのFacebookを活用した仕事の取り方について紹介いたします。
目次
Facebookを活用する目的とは?
Facebookを使う前に、まずは活用する目的を考えます。
目的によってプロフィールや投稿内容や外観は大きく変わるからです。
「偉い人に会う」「収益の幅を広げる」「集客」「宣伝」など使い方は人によって違います。
そしてFacebookでは、目的やターゲットに合った人間になる必要があります。
そして目的やターゲットに合った人間になるには、それらに「好かれる人」になるのではなく、それらの相手を「好きになる人」になることが重要です。
そのために、ターゲットの相手や目的を達成するための相手がどんな人であるのか、何をしたら喜んでもらえるのか徹底的に調べたり考えたりすることが必要です。
知恵袋でターゲットの人の悩みを検索したり、Facebookでターゲットの人の投稿を観察して研究します。
ブランディングを作るためのコンセプトメイク
コンセプトメイクは「誰に/何を/どうやって届けるのか」を明確に決めます。
つまり、自分は何屋さんなのかをどう表現するかを考えるのです。
例えば、イラストレーターのフリーランスとして活動していて、ゲームキャラクターを作るのが得意であれば、コンセプトメイクは
誰に:ゲームクリエイター
何を:ゲームキャラクター
どうやって届けるのか:Facebookのメッセンジャーを使う
などのようにコンセプトを作り、それをプロフィールや投稿で表すのです。
あなたの理想のお客さんを集めるには?
理想のターゲットが集まらなかったり、売上が出ないの原因の1つはターゲットをきちんと決めてないことにあります。
ターゲットを明確に設定すると、どんぴしゃりのターゲットはもちろん、それ以外の人も集まってきます。
ターゲットを明確にするためにペルソナを決めます。
ペルソナとは…
企業が提供する製品・サービスのもっとも重要で象徴的なユーザーモデルのこと。
つまり、あなたの製品やサービスを届けたい人を1人のレベルまで落とし込むのです。
ペルソナを設定することはマーティング活動では必須と言われています。
一般的にペルソナは
- 年齢や性別や仕事内容
- 一日の過ごし方
- 仕事や人生のゴール
- 避けたいこと
- よく使うメディア
- あなたの製品やサービスを購入する目的
までを届けたい人を想像しながら、知恵袋やターゲットに近い身の回りの人物に聞き込みをして書き出します。
そして、そのペルソナが興味をそそるようなプロフィールや投稿、製品やサービスを提供することを常に考えるのです。
あなたのアカウントに釘付けになる外観設定
コンセプトやターゲットが明確になった段階でプロフィールを設定していきます。
リアルのカフェなどでは外観が集客には重要なのと同じようにFacebookのプロフィールも外観なので、しっかりと人が集まるようなものにしていく必要があります。
アイコン(プロフの写真)
アイコン画像はあなたの印象をお客さんが確定する要素になります。
そしてFacebookでは基本的に本人の写真を載せることが信憑性が増すので、おすすめです。
あなたの写真やイラストを載せる場合は次の要素が必要になります。
<必要な要素>
- 綺麗
- 笑顔
- 天気が良い外
- 暗くてぼやけているのはNG
- 夕方などの微妙な時間帯の写真はNG
- 白シャツなどのシンプルな服装
- カメラマンに依頼した綺麗な写真
プロフィール画像であなたの第一印象が決まるので、誠実な写真を使いましょう。
また自分の写真以外にもあなたの特徴をとらえたイラストなども、相手があなたのことをイメージしやすいので良いです。
背景写真
自分のテーマに合わせたもので、初対面の人が「凄そう…」と感じるような背景写真が必要です。
これは自分と同じテーマでFacebookを運用しているライバルなど調査して、参考にしながら作ると良いです。
イラスト関係で発信していくのなら自分の描いた横長のイラストなどがおすすめです。
投稿と一緒に載せる写真
Facebook初めたてのフォロワーが少なく、ファンが少ない時は基本的にあなたの投稿は読まれていません。
そのためファンがいない時は、投稿には画像や写真を載せて、興味を引かせて投稿を読ませる必要があります。
写真集を見て写真を勉強して、人が興味を持つ写真を載せたり、自分が書いたイラストなどを載せて、文章ではターゲットに向けた価値提供やイラストの説明だったりを投稿すると良いです。
セルフブランディング
ただの個人の人間では仕事を依頼したいと思われません。
自分自身をブランド化してあなただから仕事を頼みという状態を作らなければいけません。
セルフブランディングとは…
企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションをすること。
つまり、自分自身を知ってもらうための戦略です。
セルフブランディングを行う目的
セルフブランディングを行う目的は自己開示をするためです。
あなたが「どんな生活をしていて」「どんな人間で」「何者」なのかを開示して相手に知ってもらい、相手にも開示してもらうために行うのです。
自己開示をすると親近感が増し、よりあなたの製品やサービスを購入してもらいやすくなります。
セルフブランディングのコツ
セルフブランディングを行う時は、あなたから製品やサービスを買いたい、受けたいと思ってもらうこと意識して、自分と関わることが価値だと思わせることが必要です。
そして人は遥か先に進んでいる天才よりも、自分より一歩先に進んでいる人や自分より25%先にいっている人に惹かれたり、憧れたりするものです。
そのため狙うターゲットの一つ上の先輩になることを意識してプロフィールを作ったり、投稿する内容を考える必要があります。
セルフブランディングについての詳しい内容は『個人でもできるブランディング!戦略の事例から求める理想的なブランドの作り方』でご紹介しているので読んで確認しておきましょう。
魅力的なFacebookの投稿作成
Facebookの投稿では1投稿につき、ターゲットに向けて1プレゼントするような価値提供を意識することが大切です。
あなたの投稿を読むと新しい価値をもらえると思わせることができれば、あなたの投稿を楽しみにするファンができます。
そして、私的な一面を見せる投稿も重要です。
人は相手と自分の共通点や意外な一面を見つけたときに親近感が増しやすいので、そういった共感や親近感を作り出すために、価値提供の投稿ばかりではなく私的な一面を見せる投稿もします。
また、どうしたら「ターゲットの感情を揺さぶれるか?」をひらすら考えて投稿します。
「本当かよ!」って思わせることができたら勝ちです。
そして、何よりまず投稿すべてを見てもらうためには、最初の一文はとびきり興味をそそる文章を心がけます。
Facebookは最初の一文くらいしか表示されていないので、そこで「続きを読む」をクリックさせることができなければ、そもそも投稿を見てもらうことができないからです。
【その他】Facebookの使い方のテクニック集
- ターゲットが求める欲望を調査する
- ターゲットが求める欲望を満たすものを考えて投稿する
- フック(パンチの効いた言葉)を最初の一文に書いて「えっ!なにそれ」と思わせたら勝ち
- 「コメント」「いいね」を増やすために、ひたすら「コメント」「いいね」を自分から友達にやる
- ライバルの投稿に「いいね」をしている人を狙ってフォローする
- 他のSNSともリンクで絡めて、認知してもらえる機会を増やす
他のSNSの運用方法については『Twitterでイラストの投稿に「いいね」を10倍増やすテクニック』や『Instagramでイラスト投稿するだけで「いいね」で溢れファンを100人作る方法』で確認してください。
さまざまなSNSを関連付けて、ファンを多角的に集めて相乗効果を狙いましょう。
まとめ
Facebookを活用して仕事を取るにはブランディングやターゲティングが非常に重要です。
また投稿などで相手に価値を与え続けなけらば、相手はあなたから製品やサービスを購入したいと思わないので、はじめのうちはひたすらGIVEの精神で価値提供をしていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。